どの様な業種の方にも当てはまる、クロージングで失敗する人のほとんどが、このリストへのアタック方法です。リストにせっかくアタックしたのはいいけれど、その方法が間違っていると、せっかくの商品が売れなくなってしまいます。いつも個別に連絡ができるようになったのにそこから先に進めない、という方の為に失敗例をあげていきます。

個別にメッセージが送れるようになったらいきなり自分のビジネスを進める

Facebookは、お友達申請ができるようになったら、個別にメッセージのやり取りが可能になります。個別メッセージが可能になると、お友達になったご挨拶のやり取りをする、と言うのが暗黙のマナーのようになっていますが、その暗黙のマナーの中で、こんなやり取りを見たことがありませんか?

お友達申請ありがとうございます。ならまつと申します。よろしくおお願いします。

こちらこそ、ありがとうございます。りすと申します。
私は今SNSを活用したお仕事を副業にしていて、毎月30万円以上の副収入を得ることができています。ならまつさん、どうでしょうか?私と本気で稼ぐ仲間になってみませんか?

・・・。なんやこの人。ちょっと無視しちゃおっと。(←心の声)

ならまつさん、本気で稼ぐという事に興味はありませんか?今がチャンスですよ。少ない出資、リスクなし、今は選ばれた人しか仕事ができません。絶対にあなたならやれます!

いえいえ、せっかくですが興味が無いのでそのご案内は必要ありません。

せっかくの個別のやり取りのチャンスはこうやって失っていく

稼ぐ、ということに興味があるのはどんな人も一緒だと思います。ですが、稼ぐ、ということについてはそれぞれ人によって考え方が違います。稼ぐ、というと、ものすごい大金が入ってきて来るイメージや、苦労もなしにただ楽をしてお金が入ってくる、というイメージをお持ちの方もいるのでは?

たった一言の表現ですが、稼ぐ、と言う言葉に対していいイメージを持っていない方が居ると思うのですね。そして、SNSが普及したことで、稼ぐ、という事が=副業で楽して稼ぐ為の仕組みを勉強する、と言うふうに思っている方も多いのではないかと思います。

せっかく個別のやり取りができるコミュニティーでもあるにもかかわらず、相手のことをよく知らないで自分のことや、自分が始めたビジネスのアピールだけをしてしまうのか、そんなコミュニケーションでどんどんあなたの価値が下がり、あなたは、せっかくの個別のリストを失ってしまう事になってしまいます。

せっかくの個別のやり取り、見えない人とのやり取りも一つ一つ丁寧にすることが大事

それでは、リストが取れたらどの様にやり取りをすることが適当なのでしょうか?いろんな説がありますが、私の考えはこうです。はじめましての人や、SNSのみで出会った人は、見込み顧客の一歩手前の方、と言う考え方です。

SNSと上手に付き合う方法については、また別の記事で説明をしますが、はじめましての人とのメッセージのやり取りは言葉の表現をいつもよりも丁寧にすることが大事だと思います。

Facebookのプロフィールを見てこの人はつながりを持って是非商品を買ってもらいたい。という方にアプローチをするのであれば尚更です。じっくり計画を立てていく事がとても大事になります。SNSでの商品のやり取りについて、特にコンテンツを売ることや、セミナーの講師をしている方などは、すぐにお金を払ってもらおうとしない、ということを念頭にやり取りをしておくと良いと思います。

はじめまして!りすと申します。よろしくお願いします。
お友達のご承認ありがとうございます。どうぞよろしくお願い致します。

こちらこそよろしくお願いします。

お返事ありがとうございます。またFacebookも拝見しますね。
これからもよろしくお願い致します。

ハイ、わかりました。よろしくお願い致します。

この様なやり取りからようやく色々なお互いの事をお話することが始まりますが、申請時からいきなりビジネスのお話をされると、なんだこの人って思われることもあります。見えない世界だからこそ、あまり押しすぎない、という事がとても大事です。ある一定のソーシャルマナーを守ってビジネス成功に導く、という事があなたの事業を成功させるヒントになります。

高額商品を売ろうとすると失敗する

高額商品を売るために本当に何もしなくても売れる、と言うのはいつの時代でもきっとずっとそんな時代がやってくることは無いと思っています。なぜなら決済方法が便利になったとしても、ものを買う決断は人がするものだから。

高額商品は、ある一定の信用を築けなければ売れることはありません。高額商品を売ることをコンセプトにしている事業主の方は特に、発信力を持たなければ、せっかくの良い商品も売れなければ意味がありません。

あなたがどのタイミングで商品を売る話をすることができるようになるか、ということを見定めながら、その商品の事をさり気なくアピールする場所をインターネットを使った環境で紹介をしてみたり、様々な工夫を凝らしてその商品の価値を見いだせる様なビジネスプランをしっかり計画することが大事です。

結果、リストになる人へ商品を売るには人の心を動かさなければいけない、ということです。最終的に商品を販売するまでに、人の心を動かすための様々な仕組みや仕掛けを使ってあなたの商品をアピールすることがとても大事、ということになりますね。

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