「日本を経済大国に!」

日本は第二次世界大戦の敗戦後の復興のために掲げた合言葉です。日本は経済的な発展をとげてGDPも世界の国別ランキング3位まで浮上するくらいの成長をしました。

  しかし今、幸福感を感じている人はどれぐらいでしょうか?   国連の関連機関は毎年「世界幸福度ランキング」を発表しています。日本の2019年 ランキングでは58位です。2018年より4つ落としたことになっています。

なぜ、経済的に良くても幸福度は下がるのでしょうか?

私は「教育」にフォーカスしました。理由は、某企業の人事部門を8年間勤め800人以上の学生の面談、また入社後の新入社員研修をしていました。当然ながら大学のキャリアセンターの先生とのコミュニケーションもありました。  

そこで気づいたこと。 今の、また、これからの社会が求めていることと学校教育で学んだこととの乖離(ギャップ)が大きい。

そう実感したのです。

つまり、今の学校教育は戦後時代から続く、カリキュラムを消化し偏差値という基準で人生に影響を与える選択肢を本人ではなく、親や先生が示してしまっているのです。

  教育基本法の第1条(教育の目的)は、こう示されています。 「教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。」  

「人格」とは個性です。 どうでしょうか?これまでにこの教育の目的を実感しているでしょうか?少なくとも私は、前述の学生以外に社会人と数千人と会話をしてきましたので、これまで受けた教育が良かったと実感している方は少数でした。  

そこで、社会と学校教育を結ぶための、新しい教育環境である「氣質教育」を作り上げました。   一人ひとり様々な人生テーマがあると思いますが、その根底にあるのが「教育」です。人格を形成するものです。  

教育によって考え方、捉え方、思考が形成されます。 しかし、教育と言う言葉は一方通行です。教師と生徒。上下関係という思考に陥ります。これは自立教育の弊害となります。

学びは、共に。

子育てだってそうです。子供から学ぶことが多いです。「教えることは教わること」そこに成長があります。  

そこで掲げた合言葉が、精神的な豊かさ幸福感は、「物質的・経済的」なものだけでは充たされないと確信し「日本を幸せ大国に!」という合言葉に変え、学びの在り方を伝えたいと、人生をテーマにしたカリキュラムを構築してきました。

まだまだ進化させます。

その土台となるものが、古の知恵である「氣質」を学ぶこと。「人が豊かに幸福に」なれる共育が大切だと、確信しています。 「子供に未来の希望を魅せることが大人の仕事」

一人の力には限界はあります。でも、一人の個性を発揮できるのが仲間の存在です。

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氣質教育論代表インストラクター兼理事 佐野浩一