マスコミの伝え方で混乱してない?10万円の定額給付金申請にマイナンバーカードが絶対必要と思っている人、2020年5月31日でマイナンバーカードの紙のペラッペラのやつが使えなくなるから、と慌てて役所に駆け込んでいる人。そのマイナンバーカードの申請、今すぐ必要かどうかということを判断してもらうために伝えておきたいと思います。

定額給付金申請でマイナンバーが必要と思っている人、これをよーく見て下さい

総務省のHPにちゃんと書いてあります。
これ、総務省のHPから引用している特別定額給付金申請書の見本の二枚目。これは郵送で全国の都道府県から届く申請書の見本となるものです。マイナンバーカードを持っていない人でも申請できるって事がひと目で分かるものです。
見本の原本はこちら(総務省ホームページ特別定額給付金申請書見本PDF)

  • 免許証のコピー
  • マイナンバーカードのコピー
  • 健康保険証のコピー
  • 年金手帳のコピー

大事なのはその横にちっちゃく、めっちゃちっちゃく、ほんとにちっちゃくこう書いてあるでしょ?『等』って。

ってことはですよ、その中のどれかをコピーしてこの書類に添付して銀行の通帳かカードのコピーして必要なこと書いて印鑑押してポストへインしちゃえばいいってことなんです。免許のコピーから保険証のコピーからマイナンバーカードからなんやら全部のコピー貼り付けたら役場の人だってそんな分厚い書類保管するのも大変やんって話。マイナンバーカードは身分証明書で提出書類の一部に過ぎない、ってことです。マイナンバーカードがなく、写真付きの身分証明書がないからマイナンバーカード作らなきゃいけないじゃねえか!って人は、各市町村によって提出書類の基準は色々ありますが、写真付き証明がない人はマイナンバーカード作ってね!でなきゃ特別定額給付金はあげないよー!って役所の文言は何処の市町村のHPを見ても見当たりません。

総務省HP申請画面より引用

とはいえ、総務省の文章説明もざっくりなので、不安になる人がわんさかいて、マイナンバーカード、つくらなあかんやんけ!と思う人が増えるのも仕方のない話だと思うわけです。市町村単位で身分証明書の提出基準が違うっていうのも納得。窓口に問い合わせの電話しちゃいたくなるのも分かる気がすします・・。

みんなが知りたいのはこの⑦の本人確認書類の添付は、写真付きの身分証がない人はどないしたらええねん!って話なんですけどね。添付。しか書いてへんやーん!!

写真付きの身分証明書がある人はその書類を提出。ない人はじゃあどないすんねん?

写真付き身分証明書を持っていない人、運転免許証とか、パスポートがない人はどうすんねん?って話ですが、提出するときに不安がないようにするには、健康保険証のコピー、さらに年金手帳と、公共料金の領収書の3点を貼り付けておくと間違いなさそうです。年金手帳がどっかいっちゃった!って方は、健康保険証と、公共料金の領収書を提出するといいかも知れないですね。市川市の提出書類についての詳細がわかりやすいのでここに添付しておきます。詳しくは自分の住んでいる市町村のHPを見るのが一番ですけどね。

市川市の特別給付支援金の提出書類についてのPDF

パソコン、スマホでオンライン申請したいねん!!

オンライン申請が便利、ということですでに写真付きのマイナンバーカードをお持ちの方はオンライン申請がすぐに出来ます。確定申告でオンライン申請をしている方はマイナンバーカードの申請には抵抗はないと思いますが、始めて写真付きのマイナンバーカードでオンライン申請を刷る方は登録完了までにいくつか壁があるみたいなのでチャレンジしてみてください。
もーめんどくっさいわ!!となった方は市町村から郵送される申請書を首を長くして待ちましょう。

正しい情報をしっかりと伝えてほしいけど正しい情報を自分でちゃんと調べることも大事

マイナンバーカード、今すぐ作らなあかん!と思って慌てて市役所や役場の窓口に並んでいるおじいちゃんおばあちゃん、ホンマに今それ必要かどうかよーく考えてな・・と思ったりします。 おじいちゃん、原チャリ乗って役場来てたやん?その免許証で10万円の申請出来るねんで?もうちょっと時間経ってからマイナンバーカード作れるからちょっと我慢したらええやん?と思うわけです・・。 5月末にあのぺらっぺらのマイナンバーカードは廃止、うん、確かに廃止でしょうね、そう決まったんだから。でも猶予期間があってマイナンバーカードつくるのももうちょっとしたらさっと作ってくれるようになると思うんです。今すぐ必要なもんかどうかの判断は、よーく考えてみたほうがいいと思われます。