9月に5歳の女の子が虐待を受けて死亡した事件の裁判があったことがニュースで放送されていました。5歳の女の子がどんな思いでこの文章を書いていたのかと思うと心が痛みます。

もうパパとママにいわれなくても
しっかりじぶんから きょうより もっともっと
あしたはできるようにするから
もうおねがい ゆるして

この文章をどんな思いで書いてきたのでしょう。自分はいい子で居ないからもっといい子でいれば、許してもらえる、そんな思いもあったのかも知れません。たった5歳の子が拙い文字で一生懸命書いたものだとおもいます。まだ文字も覚えたてのはずなのに、自分の気持ちを表現する形がこの文章だったこと、これを見るたびに心が痛くなります。

子供は密室にいて外に助けを求める事はできません。小さい子供は特に。
ゆるして、と親に言っても子供を虐待する手が止まらなければ、子供を育児放棄してしまえば、外に助けを求められる道があると知らず、虐待は止まらないままになってしまいます。
赤ちゃんは自分で外に出るドアを開けることもできません。助けて、ということもできません。そして声を上げて泣くことで助けを求めますが、それも聞こえなければ助けてあげることもできません。 どうすれば虐待がなくなる世の中になるのかなとおもいます。

相談窓口はこちら


ついつい子供に手を上げてしまう、子供といることが辛くなる、という方は各自治体の相談窓口に行くことも可能です。 そして、こども虐待防止オレンジリボン運動では、『189』にダイヤルをすればその相談窓口につないでもらえることも記載されています。
ここには相談窓口一覧があります。
子どもたちが健やかに笑顔で過ごせるようになると良いなと思います。