2019年10月の記事になりますが、ネットカフェ難民の妊婦さんがいる、ということが話題になりました。住む場所がない、ハウジングプアの若者が増えている、と言う社会現象。2019年の日経平均株価を見ていても、好景気になったね。生活しやすくなったね。と心からいえる世の中ではないと感じる景気。それでも政府は景気は良くなった。と言っているのはきっと、ごく僅かな生活の安定ができる人のことを指すのだろうと思ってしまいます。 生活困窮をするのに何故妊婦がいるのか、そして何故普通の生活ができないのか、ということについて少しかんがえてみました。

ネットカフェで生活しても苦にならないのは?

ネットカフェの施設は充実していて、インターネットが気軽にできることはもちろん、リクライニングや、和室なんかも整備されているところがあります。そしてドリンクやスープが用意されていて自由に飲むこともできるし、シャワーもついています。居心地の良いネットカフェ。そこで生活をするのが苦にならないのは安価でこの施設が気軽に利用できるということもあると思います。
女性はネットカフェにいることよりも少し暖かい布団や、おいしい食事にありつこうとすると、日雇いの水商売のアルバイトをしたり、また違法売春などでラブホテルに入ってそこで就寝する、と言う生活をしている人もいるようです。
当然そんな生活をしていると、妊娠の可能性だってあるわけなんです。でも妊娠しても相談するところがわからない、産めない事情がある子供をどうすればいいかわからない。という若い女性が多いのも事実です。
そこでなんの罪もない子供がいろんな影響を受けて、産後すぐに殺されてしまったり、ロッカーに放置されたりする子供が出てきたりするんです。

とても悲しい現実ですがこれをなんとかしていきたい。

避妊をすることは当然のことだと言う方もいらっしゃると思いますが、性行為の最中にノーと言えない女性はたくさんいます。男性もせっかくの雰囲気が壊れてしまうから避妊具は付けたくない、という方もいると思います。でもその一瞬の出来事でできてしまった子どもたちを守ってあげられる環境があるかどうかをしっかり考えて欲しいと思うんです。 オレンジリボンに賛同したのは、望まれて生まれてくる子供だけでなく、不意に生まれてしまう子供にもちゃんと生命があって、そしてその生命を守っていかなければいけないと思う気持ちがあったから。 ネットカフェで1人で苦しむ女性がいたら、手を差し伸べていけるような世の中になると良いなと思います。もっと気軽に相談ができるような環境ができて、ハウジングプアの人が一人でも減るような社会になってほしいなと思います。 日本の景気、オリンピックで上がるという方も居ますが、これもきっと一瞬で終わってしまう気がします。景気が良くなることを待つよりも、いろんな社会現象の解決ができる方法があればいいのになと思う管理人でした。

3月7日神戸ハーバーランドで開催するマルシェは、オレンジリボン活動を行います。 出店料の一部を児童福祉施設の寄付に当てていきたいと思います。また、募金活動も行いますので是非ご協力ください。
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