子育てを一旦終えた管理人。現在わたしの子供達は、成人していますが、地裁時の記憶を一緒にたどってもらうことにして、小さい頃の子育てを振り返りました。そして、成人した子どもたちと虐待ってなんだろう、を考える機会となりました。

厚生労働省の自動虐待の定義とは?

厚生労働省のホームページを調べたところ、児童虐待は4つに分類されるそうです。 身体的、性的、ネグレクト、心理的。文章にしてしまえば本当に冷酷だなと思います。 実際にこの虐待を受けている子どもたちがこの記事を書いている間にもいるのだと思うと心が痛みます。 これはもしかしたら虐待だったのかもしれない、という事を子どもたちが今振り返ってみてやっとわかったこともあります。ちいさな子供達では、うまく表現できないのが虐待なのだと思います。

しつけのために、と思ってやっていたことが実は虐待だと言うお話はよく聞きます。過度なしつけだと思うことは他人みて虐待と思うことでも、実の親が子どもたちを厳しくしつけているから、ということで子どもたちはそれを虐待であると思わない子供もいるようです。

実際、子どもたちは大人に自分が身内に苦しい思いを箚せられてしまっている事を伝えることはとても難しいと思います。
学校、幼稚園に通っている子供は何かと察知してあげることができるのかもしれませんが、まだしゃべることができない赤ちゃんが虐待を受けているときは、赤ちゃんは助けを求める事はできません。密室で行われる虐待はどうやって発見してあげるといいのかなと思います。

厚生労働省の調べによると、児童虐待で死亡してしまった子供の4割強が0歳児の赤ちゃんだったというデータがありました。生まれたばかりの子供を育てる不安があって、どこにも相談ができないと言うママがいるのかな、子供が生まれて、泣き声に慣れないパパが仕事から帰って寝れなくて辛くなるのかな。など色んな思いもありますが、社会的にもっと子供が生まれてすぐに「気軽に」手助けしてあげられる環境がもっとあると言いなと思います。
昔は、おじいちゃんおばあちゃんが同居していて、3世代同居が当たり前になっていました。その時代では虐待という言葉はあまりなかったと思います。
多少なおせっかい文化が、もしかしたら児童虐待を予防できるのかもしれないなと思います。いろいろな対策があると思います。
少しでも虐待が減る世の中になってほしいと切に願います。